どうも、元レンタカー屋です!
欧州で人気車だったトヨタ・オーリスはなぜ日本では不人気となってしまったのか?
それは、「購入者層」に受け入れられなかったのが要因の一つとして考えられます。
他の不人気車に共通していえる事で「中途半端」な点があります。
オーリスの対抗車として挙げられる事の多い車は、「VW・ゴルフ」「スバル・インプレッサ」「マツダ・アクセラ」が代表的です。
しかし、オーリスはこれらの対抗車と比べると少し作りが違っています。
対抗車とどう違うのか、不人気の理由について詳しくお話していきますね。
不人気の理由は「購入者層」

オーリスが不人気車となった理由は「購入者層」に受け入れられなかったことが主な原因だと私は考えています。
では、オーリスの「購入者層」とはどういった層なのでしょうか…。
トヨタ・オーリスの購入者層とは?
オーリスの購入者層として考えられるのは、コンパクトカーに+αの価値を求める層です。
普通のコンパクトカーよりちょっと良い装備を持った車が良いといった感じですね。
その中でも、「オーリス」は内装の質に重点を置いている車で、価格帯の低いグレードでも十分な装備を備えています。(再安価のグレードを除く)
「オーリス」は同じコンパクトカーというサイズの中では、内装や安全性能の質が高く、間違いなく乗っていて不満を感じない仕上がりになっています。
2016年にマイナーチェンジした際には一部のグレードに、先進の安全装備「トヨタセーフティセンス」を導入し、より安全性を向上した作りとなりました。
では他に考えられる対抗車の車はなんでしょう?
主な競合車の目安価格を挙げてみました。
- オーリス:171〜370.9万円
- アクア:169〜253.8万円
- アクセラスポーツ:171.2〜331万円
- インプレッサスポーツ:192.2〜261.4万円
簡単に各車の特徴をまとめると、
- 内装重視のオーリス
- 燃費重視のアクア
- 走行性能重視のアクセラ、インプレッサ
といった風に分けることが出来ます。
燃費重視のアクアや走行性能重視のアクセラ、インプレッサが今は人気車になっていますね。
しかし、オーリスが不人気車となっている「今」から分かるように、内装重視の車は購入者層に受け入れられなかったのが分かります。
販売終了後の後継機として、走行性能重視の「カローラスポーツ」という車になったのもトヨタが購入者層を意識した結果ではないかと思います。
オーリスは買わないほうがいいのか?
確かに走行性能や燃費を重視するならさきほどのアクアやアクセラといった車が良いでしょう。
だからといって「オーリス」をおすすめしない理由にはなりません。
燃費がそれほど悪くなく、欧州仕上がりのオーリスの走行性能は決して悪くはありません。
高級感のある作りになっているオーリスは内装重視の方には非常におすすめです。
また「トヨタセーフティセンス C」という先進の安全装備があるモデルはかなりおすすめです。
不人気車なので中古車の価格が半額ほどと価格も安いので、「200万円前後の新車には手が届かない…」といった方も是非検討してほしいですね。
中古車オーリスが安い理由や狙い目ポイントを詳しく紹介している記事もありますので、よければ一緒にご覧ください。

実際どうなの?口コミや評判について

良い口コミ
MC前のモデルです。エクステリアが意外とかっこよく、何度見ても飽きない。
静粛性も高く、ロードノイズはほとんど気にならない。
後部座席は広々として、同乗者からも好評価でした。
スポーティーとは言いませんがよく走るし、乗り心地もトヨタにしてはフワフワせず安定してます。
誰にでも迷わずオススメできる車ですが、単なる大衆車とは一線を画し、乗る人それぞれがちょっとした楽しみを見いだせるのではないでしょうか。
3ナンバーのため、横幅が広く、車内にゆとりがあります。
車内のゆとり、走りの安定、見た目のよさととても気に入っています。
小さめのコンパクトカーでは物足りないけど、3列シートまでは必要ない方にいいと思います。
オーリスは、男性向けのような気がしていましたが、女性にもおすすめです。
悪い口コミ
バックミラーの位置が低く、長身の人からするとかなり視界の邪魔になる。
あとは今のところこれといって悪い点などは見当たらない。
自分では気にならないのですが、アクセルを少し踏んだだけで発進すると家族に言われました。
横のゆとりはありますが、前後については狭く、前の座席を広めにとってしまうと、後ろの席が狭いです。
口コミのまとめ

良い口コミはでは、全体的に「乗りやすさに対して好評」ですね。
特に静粛性に対して良い評判が多く、乗り心地の良さには安心できるほど良い口コミが多いです。
ミニバンほどの広さは無いにしても、コンパクトカーとしては十分な広さを持っています。
悪い口コミでは、「バックミラーの位置」や「前後の余裕がない」といった点が挙げられていますね。
バックミラーの位置で見えにくい点に関しては、車販売店などで豊富なバックミラーがあるので気になるなら交換可能です。
しかし、前後の余裕に関してはどうしようもないですね。
正直、実際に乗ったことがある私からすると、それほど前後が狭いなぁと感じたことはありません。
広いと感じることもなかったですが、コンパクトカーであればこんなものだろうという印象。
オーリスは3ナンバーと言われる横幅が広めに作られている車なので、フィットやヴィッツといった5ナンバーコンパクトカーよりは車内空間は広いです。
ただし、前後の余裕はあまり変わらないので過度な期待はしないほうがいいです。
小回りは効きやすいので、運転が苦手な人でも運転しやすいメリットがありますね。
オーリスは内装重視の大人コンパクトカー

購入者層に受け入れられず、不人気車となり販売の終了したトヨタ・オーリスですが、中古車は半額ほどで買えるのでかなりおすすめ。
販売終了が発表されたばかりの「今」がチャンスなので、気になっているなら是非検討してみてください。
中古車オーリスの狙い目を解説している記事もありますので、よければ一緒にご覧くださいね。

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