前々から気になっていた一括査定。
「車を買い替えようと思った今がチャンス!」と思い、実際にどうなのか利用してみました。
一言でいうと、一括査定は「時間があって少しでも高く売りたい人」にはぴったりなサービスです。
実際に私は、仲良くしている車屋さんの下取り価格から15万円も多くの値段を付けて頂きました。
しかし、今度利用するときは注意しないといけないなぁと思うことが多々ありました。
実際に一括査定を利用する時の注意点は勿論、気になる噂や交渉を有利に進めるポイントについてお話していきますね。
結構長いので、興味のないとこは読み飛ばしてどうぞ!
私が利用した一括査定はこちらです。
実は一括査定会社にほとんど違いはありません。
実際に依頼する査定する会社は同じで、どうせ3社くらいで申し込むからです。
それでも私がおすすめしている理由は「入力項目が少ない」「申し込み時に買取相場が分かる」からです。
入力項目が少ないと楽ですし、査定申し込み時に買取相場を知ることが出来ると後々の交渉でも安心出来ますよね。
車の価格は時間が経過すると下がる一方なので、気になった時に無料査定で値段確認だけでもしておきましょうね。
大切な愛車の価格が下がる前に!
一括査定を利用するまでに
- 査定依頼車両:マツダ・スポーツカー
- 買い替え予定車両:トヨタ・不人気車
- 下取り価格:30~40万円
- 希望価格:少しでも高く
前準備として自分の車の価値を知ろうと思い、お世話になっている車屋で「下取りするとしたらどれくらいになります?」と簡単に聞いてみました。
ちゃんとした査定ではないがおよそ30~40万円になるとのこと。
ちなみにお世話になっている車屋は正規のディーラー店ではなく、地元にある中古車屋さんで8年ほどお世話になっているとこ。
なので、割と信用していてディーラー買取よりは色を付けてくれていると勝手に思っています。
一括査定を利用して良かったこと
誰でも本当の買取価格を知ることが出来る
一番のメリットはやはり「誰でも本当の買取価格を知ることが出来る」ことです。
複数の買取業者を利用することで、他社と買取価格を競ってもらえるので、誰でも足元を見られず本当の価格で買ってもらうことが出来ます。
勿論、交渉上手な人はそこから更に伸ばすことも可能です。
私のように初めて利用した交渉下手な人でも15万円も高く買い取ってもらうことが出来ました。
ディーラー買取のような1社だけで買取価格を提示されても絶対に分からないことです。
店舗に出向かず査定してもらえる
なんだかんだ面倒なのが来店しにいくこと。
愛車を高く買い取ってもらえるとはいえ、1社1社来店しているとあなたの大切な休みが1日潰れてしまいます。
楽に査定を済ましたいなら、出来るだけ自宅に査定しに来てもらうようにしましょう。
もし、自宅の訪問査定で断られるような買取業者なら「行かずによかった」と思いましょう。
なぜならその買取業者はあなたの愛車を間違いなく高く買い取って貰えないからです。
訪問の手間すら惜しい買取業者なんて放っておきましょう。
あなたの愛車が欲しい買取業者は他にも山ほどあります。
車のお話が出来る
完全に私の趣味になりますが、買取業者と車の話が出来ます(笑)
買取業者も車好きが多かったので、ニッチな話に対応できる方も多いです。
一括査定で知らなかった豆知識なども教えてもらい、車好きとしては査定の時間もそんなに退屈には感じませんでした。
あくまでもおまけ程度ですが…。
一括査定を利用して後悔したこと
査定会社を絞らなかった
「査定会社を絞らなかったこと」今回の一括査定で一番これが後悔しました。
最初は「どうせやるなら多いだけいいだろう!」と安易な考えで申し込みしましたが、時間がかかる上にどこも金額が大して変わらない結果で非常に後悔しました。
多すぎると電話の連絡だけでも4.5時間くらいかかる。
それに査定1社に付き1時間~2時間で、査定会社が多すぎると1日分の時間を費やすことにもなるので本当にしんどい。
7社やってもらった結果、3社で十分だという結論に至りました。
理由は簡単で「査定会社の買取価格は大きく変わらない」「競争をさせる必要がある」からです。
実際に1社だけ物凄い低い金額を提示されて、こちらの現在の査定金額を伝えても「ホントですか?…きついですねー…」と半信半疑にされたこともあります。
多すぎるのは勘弁だけど比べる相手も必要ということで、少なくとも3社は必要と思います。
自分から店舗に行った
査定する上で意外と面倒だったのは近くのお店に行って来店査定をすること。
「え?…一括査定って自宅まで査定しに来てくれるんじゃないの?」と思ったあなたは賢いです。
私はバカだったので、電話をしながら「近くに○○店っていうお店があるんですけど、来店していただくことって出来ますか?」と言われ
「まぁ、近いしいっかー」と思って、気づけばOKの返事を出してしまっていました。
相手としては行く手間が省けて、自分のホームグラウンドに連れてこれるので儲け話ですよね。
特に大手中古車販売店では必ず聞かれます。
来店するのは「行く手間」「話が長くなる」「即決してくれ発言」など、面倒な事がいっぱいです。
よっぽど暇で肝が据わっている人じゃないと後悔するので、出来れば来店査定はやめておきましょう。(ただし、外の査定が辛い夏や冬の時期はあり)
行って得することはタダでコーヒーかジュースを飲めるくらいです。(ガソリン代はかかります)
車の買い替えの話は買取会社を決めてから来店すればいいだけなので、来店するのは依頼した査定会社全てを終えてからにしましょうね。
夏に一括査定を頼んだ
私が一括査定を依頼したのは8月の熱い時期ですが、汗をかきながら外で話すのは中々辛かったです。
炎天下の中、外で1時間・2時間話すのを何回もするのは疲れます。
買取業者としても大変なようで、少し申し訳ない気持ちにもなりました。
ただし、知っておいて頂きたいのは車は1~3月、8~10月に高く売れやすいことです。
3月や10月は人が動きやすい時期で、車が売れやすくなります。
それまでに中古車販売店としても多くの在庫車両を抱えたいので、その前から高く買い取ってもらえることが多くなります。
こういった時期を逃すのはもったいないので、少しでも高く買い取ってもらいたい人は我慢して依頼してみましょう。
一括査定の○○の噂は本当?
一括査定の評判を見ると気になるのが、悪い評判の数々…。
「営業電話が多い」「即決で粘られる」といった悪い評判が実際どうなのかについて評判ごとに調べてきました!
鳴りやまない電話
一括査定で聞く嫌な噂として一番有名なのが「鳴りやまない電話」ではないでしょうか。
私は利用実際に利用するまでは「そんな大したことないだろう」と思っていました。
実際にどんなもんかと、希望連絡時間帯である「10時」までのんびりしていると…。
10:00 「電話無し」
10:05 「あれ?…」
10:10 「ん?全然ならないぞ…。」
10:15 「なんだ、全然ならないじゃん」
10:18 「やっぱり噂は噂かー…」と思って放置。洗濯しにいく。
10:46 「さて…電話はどうかなっと…」

…(;^ω^)

…\(^o^)/
鬼のような着信履歴がありました (笑)
電話で取り合っている途中でも、キャッチ(電話)がありましたので、繋がるまで連絡が止むことはありませんでした。
後から分かったことですが、査定会社は情報量にお金を払っているので、繋がるまで電話をかけ続けるそうです。
査定会社が「繋がらない」という理由で放置するのは、無駄にお金を払うだけで終わってしまうようで、基本的には繋がるまで連絡をするそうです。
査定する会社はある程度抑えないと、私みたいに連絡だけで手いっぱいになってしまいますよ…。
しつこい営業電話
結果から言うと、話を終えた企業からの営業電話は特にありませんでした。
ただし、「他社の買取価格を知ってから決めたい」と言ってこちらからの保留にした場合は、積極的に電話がきました。
仕事のある日に保留中の買取会社から1日に3件ほど電話を頂いたことがありました。
きちんと話したうえでお断りさせてもらった場合、それ以上の連絡はありませんでしたので、完全にお願いすることがないのであればキッパリ断っておきましょう。
相手も情報にお金を払っているので、積極的に電話がかかってくるということは覚悟しておきましょう。
即決してくれと言われる
結果から言うと、3社から「この場で決めてもらった場合の即決価格です」と言われました。
言われるタイミングとしては、こちらが今までの査定してもらった最高額以上の金額を伝えるときに言われることが多かったです。
買取業者としては提示した金額で買取できるなら、利益を得ることが出来るのでこの文言が出てきた時はかなり押してきます(笑
こちらの心理としては「今までの最高額で買い取ってもらえるならココで決めてしまおうか…。」となりやすいですよね。
私の場合、「奥さんの許可が必要なので…」と伝えて、その場での即決は全て断りました。
中には「じゃあ今、電話で聞いてみてください!」と言ってきましたが…(;^ω^)
結果論になりますが、後々電話で聞いてみると「なんとかあの金額(即決価格)で頑張れます!」と3社すべてから言われました。
実際に買取してもらった金額から、3社すべて3万円以内の差額しかありませんでしたので、ここまで言わせることが出来たなら限界に近いのかな?と思っておきましょう。
ただし、結果論なので実際に利用する際は注意してください。
下を見られないようにすることは大事ですが、上から物を言われて良い思いをする人はいません。
あくまでも下手に出て仲良く話が出来る事を心がけましょうね。
知らなかった一括査定の豆知識
一括査定会社の情報量は高い
私たちが一括査定で入力する情報、買取業者はいくらで買い取っているかってご存知でしょうか?
私は全く知らなくて、大体4,000円くらいらしいですね。
勿論、聞いただけの話なので本当かどうか分かりません。
しかし、それを聞いて納得したことがあります。
それは「なぜ、しつこい電話があったのか」ということ。
買取業者としても、情報にお金を払っているのですから連絡がつかずに放置していると損しか残りません。
そうした費用を考えると、どこも買取に必死になるのが分かるなぁっと話を聞いて思いました。
買取価格はどこもあまり変わらないが…。
一括査定を利用してみて感じたことは「どこも買取価格はあまり変わらない」ということ。
理由としては、どこもオークションの相場を基準にしている為、買取価格にも寄りますが相場の前後10~20万円を調整している印象でした。
なので、有名な中古車販売店だろうと、地元の買取専門店だろうと大きな違いは出ませんでした。
ただし、大きく買取してもらえる条件が1つだけありました。
それは「新しく車を買ってもらえること」です。
車を売れば基本的に次の車が必要になります。
その車が買取業者で手配可能であれば、買取価格を上乗せできるという話。
買取業者が車を買ってもらえる利益で、買取価格に還元出来るという条件付きですね。
問題点として実際に私が体験した中であったのが、提示された車が微妙な場合。
私は中古車への買い替えを検討していましたが、「色が気に入らない」「中古車価格が高い」といった理由で断りました。
自分の欲しい車に妥協はしたくないですし、中古車価格が高ければ一括査定の本末転倒です。
少しでも気に入らなければ断りましょう。
買取価格だけで考えずに、最終的に自分が満足できる車を選べることが一番大事です。
買取会社と交渉のするポイント
交渉下手な人におすすめしたいのが、「査定してもらった他社の金額は最後まで伝えないこと」です。
十中八九、買取業者は1社目「希望はいくらくらいですか?」2社目以降「他社さんどうでした?」「○○万円くらいですか?」と聞いてきます。
1社目は吹っ掛けてもいいですし「なるべく高く」と濁してもOKです。
最後に出た金額があなたの愛車の最低買取価格になります。
2社目以降は「頑張ってくれた」などと濁して、必ず金額を伝えない事が大事です。
相手が提示した金額に対して必ず残念な感じを出しましょう。
高くても「そうですか…うーん…。」といった反応を出して、2回目に金額を聞いてきた時は「もう少し高かった」と言いましょう。
ここで濁してしまうと、「釣りあげようとしてるな」と思われてしまいます。
あくまでも相手に「他社の買取価格に負けている」という印象を与えましょう。
こうすることで、最高額に近い金額を引き出すことが出来るので、利用する際は是非真似してみてください。
買取業者が駆け引きなくすぐに諦める場合は、その金額が最高額に近い時ですよ。
一括査定利用の最低限守るべきポイント
- 査定会社は3社までがおすすめ
- 来店査定ではなく出張査定を利用する
- 他社の査定金額は最後まで伝えない
私が利用した一括査定はこちらです。
実は一括査定会社にほとんど違いはありません。
実際に依頼する査定する会社は同じで、どうせ3社くらいで申し込むからです。
それでも私がおすすめしている理由は「入力項目が少ない」「申し込み時に買取相場が分かる」からです。
入力項目が少ないと楽ですし、査定申し込み時に買取相場を知ることが出来ると後々の交渉でも安心出来ますよね。
車の価格は時間が経過すると下がる一方なので、気になった時に無料査定で値段確認だけでもしておきましょうね。
大切な愛車の価格が下がる前に!